パイラー HOME 技術資料室 技術用語 ========================================= 1.パイラーの基本構造 剪断ライン(シャーレベラーライン)のパイラーは走ってくるシートを疵付けることなくきれいに揃えて積載することが必要です。基本的な構造は下図のようになっていますが、鋼板に疵を付けないために軟着地 (Soft Landing) するよう各部にいろいろな工夫があります。
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C後続シートのトップ部のバリ(カエリ)が上を向くよう下刃を出側にする。![]() |
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2.レベルアップの技術 更にレベルアップするための設備技術としては、以下のようなものがありますが、高級になるほど設備コストはかかります。 |
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(1) | サイドスライド方式
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(2) | 回転ロール方式
スライドロールのロール長さを短くしたものを4本組合せてスライドさせる代わりに順次回転させながらシートを落下させるもの。 ![]() |
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(3) | 電磁パイラー(マグネットコンベヤー)方式 (参考)山信金属工業株式会社![]() |
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(4) | ![]() ブランキングラインやオシレートシャーのパイラーは積載するシートの形が多角形や曲線からなる形状が多く、通常の剪断ラインの場合ような直線型のガイドだけでは積載ができません。この対策として最近では電磁パイラーとコンピュターで制御するガイドピンを組み合わせたパイラーが使われています。 多数のピンで構成されるガイドピンは初回加工時に適正な位置にセットし、製品番号と共にコンピューターに記憶させると、次回からは製品番号の指示のみで自動的にセットされます。 尚、この方式では上記の電磁パイラーによってシートをガイドピンの中に垂直に落下させる必要があります。 |
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