危険予知訓練(KYT)(中央労働災害防止協会「KYT4ラウンド法」)
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 色々な場面を図示し、危険要因を探し出し、「次に何が起ころうとしているか」を常に考えて行動する心の働きを習慣化することで、危険予知能力を向上させる効果があると言われています。

1) 現状把握
どんな危険がひそんでいるか、危険要因を全て見つけ出す
 
2) 危険の内容の見極め
重大災害に結びつく要因を絞り込む
3) 対策の検討
具体的に実施可能な対策をできるだけ多く考え出す
4) 行動目標設定
直ちに実施すべき対策、絶対に必要な対策を決める

(例)
1) 吊り上げた時、ワイヤーが滑って中央に寄り、荷がワイヤーから滑り落ちて作業者に当たる
 ⇒台木の使用
2) ワイヤーが切れて荷が落下し、作業者に当たる
 ⇒ワーヤーの荷重別管理と外観検査
3) ⇒クレーン運転の訓練
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