プラスティック(合成樹脂)の性質     HOME 技術資料室 技術用語
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 プラスティックというと通常は合成樹脂のことを言います。これには熱を加えると硬くなる熱硬化型と反対に軟化する熱可塑型の2種類があります。
 合成樹脂は、主に石油を原料として製造されますが、金型などによる射出成形が簡単なため、大量生産される各種日用品や工業分野、医療分野の製品などの原材料となります。製品の使用目的や用途に合わせた特性・性能を有する樹脂の合成が可能で、現代社会で幅広く用いられています。
 最近では自動車のガソリンタンクのように自動車の床下の空いたスペースを活用した複雑な形状のガソリンタンクにも使われている場合がありますが、床下の場合、機械的な強度がやや弱いため、異物が突き刺さった場合等にガソリンが漏れて火災を起こしたケースなどもあり、安全対策が必要です。


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