トリム屑の処理装置　　　　　　　　HOME　技術資料室　技術用語 ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 　サイドトリムした屑の一般的な処理方法としては、下記のような方法があり、それぞれに特徴があります。 いずれの方法の場合でも、トリム屑が鋼板上を跨ぐ場合は、鋼板上へのバリの落下を防止するために、右写真のような保護導路を設置してその中を通すようにすべきです。
	１．ワインダー(winder) 方式 1) トリマーから直接巻き取る 2) 少ないスペースで設備も比較的簡単で安価 3) ワインダーが満杯になると人力で切断とつなぎ変えが必要 4) トリム屑が切れた場合はラインを止めてつなぐ必要がある
	２．ボーラー(baller)方式 1) 一旦ピットに落とし込んだ後ボーラーで巻き取る 2) ライン速度と無関係に巻き取ることができる 3) トリム屑を落とし込むためのピットが必要なため、やや高価 4) ボーラーが満杯になると人力で切断とつなぎ変えが必要
	３．チョッパー(chopper)方式 1)トリマー直後にチョッパーで短冊に切断する 2) チョッパー装置が比較的高価 3) 板厚が厚くなるとチョッパー音が大きくなる 4) 短冊の屑は一般的に高価に売れる 5) 自動運転化が比較的容易
	４．ベーラー(baler)方式 1) 箱に溜めた後、２方向からプレスして小さく固める 2) 自動化が比較的容易> 3) 設備費が高い
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