CEマーク (Communaute Europeenne 欧州共同体のフランス語の頭文字) ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 　欧州の国別の規制を統一し、安全性が保証された製品の欧州域内での流通を円滑にするのが目的で欧州統一規格＝EN規格が整備されてきました。　多くの国のバラバラの規格を統一するため、安全の考え方、共通の理論の獲得に10年以上にわたり、千数百回の討議を重ねてきたといいます。 　この規格でEU域内で販売される指定製品はCEマークの貼付が義務づけられています。CEマークの表示ができる為には、この欧州共同体閣僚理事会指令（EC指令）によって示される安全規格（かなり細かい内容にわたる）に適合する必要があります。 　CEマーキングのない指令対象製品をEU域内に輸出・販売する事は事実上不可能で、反対にCEマーキングを貼付した製品はEU域内を自由に流通できます。 　CEマーキングを表示できるためには、下記の事項を満たしていなければなりません。
	1)	関連する各指令の必須安全要求事項を満足すること。 指令に記載されていない一般仕様などについては、EN規格に適合すること。
	2)	技術文書、適合宣言書を作成・保管すること。
	3)	証明試験は、測定項目によっては装置があれば自社でおこなっても良いことになっていますが、一応公認の試験サイトが日本にあるのでそこに出向いて行ないます。ISOの認証機関（TUF等の欧州系はノーティファイド・ボデイとしての公認機関となっている）、又はエーペック等のコンサル機関に相談すると、相当規格の紹介又認証機関なら認証もおこなってくれます。ただし、適合宣言とCEマーク貼付は自社で実施します。
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